いよいよ明日の退院を控え、最後の晩餐を終わらせた。
安定のチキンで締めくくり、もはやすっかり飼いならされている私。
昼のぬるいうどんがあまりにも物足りなくて、4時にはお腹がぐーぐー鳴っていたため、もはやチキンでもごちそうに見えてくるものだ。
明日の朝ごはんさえ食べれば、この病院食ともおさらば。
短かった割に、退院が待ち遠しい3週間だった。
左股関節の仕上がり状況
痛みがゼロになったわけではないけれど、ほとんど気にならない程度になっている。
院内を歩くだけでも、家にいる時より運動量が増えたおかげもあって、筋力がしっかりついてきた感じ。
雨の日に少し痛くなったり、朝の動きが鈍いことに気付いたり、と、何かと発見もできた。
2ヶ月の入院では、1ヶ月目あたりから良くなってくるのを感じていたのに、短期と決めて入院すれば、それはまたそれなりに成果は得られるものなんだね。
目標設定も重要な事項のひとつだった。
私のようなケースは、あまり安静にしていてはいけない。
ちょうど良い加減で動くことがとても大切だ。
ほぐれるべきところはほぐれ、鍛えるべきところが鍛えられた今のナイスな状態をキープできるよう、帰ってからも筋トレは続けよう!!
病院の居心地
今回は、結局最終日の今日まで、3人部屋を1人使用、という贅沢な状態を満喫させていただいた。
これは本当にラッキーだったな。
同室の人に気兼ねなく眠れるだけでもありがたい。
無事に最後の夜を迎えられたことに感謝。
食事にはさんざんな目に合ってきたけれど、過ぎ去ってみれば笑い話。
なんだかんだ言いながら、今日もまた体重が減り、最終結果はー5.2kgになった。
3週間でこれなら、私の目指すペースよりも早い。
初入院の時は確か2ヶ月でー8kgくらいだったと思うので、まあよしとするか。
病院で痩せた分なんて、結局は自分の努力なんて何もない、リハビリのおまけみたいなもの。
与えられたものを食べるだけ、なんていうのはダイエットとは程遠い。
本当の意味での新しい生活を始める準備が整った、ということこそが、今回のリハビリ入院の大きな成果なのだ。
ただ、今後の富士温泉病院の動向については不安が残るものとなった。
方向転換しようとしているのはわかるのだけど、目指すところが見えてこない不安。
重ねて、正直矢野先生がいつまで現役で診察をしていただけるのか。
リハビリの先生方の退職が急に増えたことも不安材料の一つだ。
病院側の過渡期の入院も、そういう意味ではとても勉強になった。
ずーっと変わらないものなんてない。
どんなものでも変わっていくんだよね。
まとめ
最後の回診の時に矢野先生にこう言われた。
「結局は自分だよ」って。
激しく同意、私もそう思う。
ここを間違えてはいけないのだ。
入院回数が増えてくると、それが当たり前になり、目的がぼやけてしまう。
自分なりの目的意識と、身体をコントロールする能力が必要だ。
そして、ここはあくまでも病院なのだということを、決して忘れてはいけない。
一番良いのは、「もう病院に行かなくてもいい状態」になること。
これをはっきりと思い出した気がする。
これから帰って、一生懸命ダイエットに励み、健康に自信が持てる状態になったなら、その時は入院ではなく、ご挨拶に寄らせていただきたいと思う。
そんな報告ができるよう、帰ってからの自己管理を徹底しよう!
お世話になった皆様方に、感謝の気持ちを込めて。
コメント
悩んでいる時間より、今、これからの事を考える勇気。自身でコントロールできる能力を身に付ける事の大切さ。しっかりと心に刻みました。甘えていた自分にさよならです。
kiyomiさん、我が心の友に感謝です。ありがとうございました。
お身体に気を付けて、ご活躍をお祈りしています。
かづ代さま
見守っていただき、どうもありがとうございます!
リハビリ入院は、帰ってからが本番、自己管理能力を高めていけるよう頑張ります。