砂糖について真剣に考えてみようじゃないか

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帰島以来、葬儀と仕事に追われていたが、ようやく身も心も一段落。
6月も半ばになろうというのに、連日ストーブなしで過ごせない。
そんなありえないほどの寒さに恐れおののきながらも、元気に過ごせている。
なんだかんだで、先月の入院から1ヶ月が経過し、ダイエットも順調にすすんでいる今、改めて気づいたことをまとめておこうと思う。

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ダイエットの経過(1ヶ月)

「なんでも食べて良い、ただし自分で責任をもってさばけるものなら。」
予定通りこのルールに従って、食事の改善は順調に進んだ。
とにかく、徹底的な砂糖排除、まず目指すべきはそこ。
あまり堅苦しいルールに縛られず、もちろんカロリー計算もせず、本能で食べる量と質を判断しながらの、ゆるゆるダイエット生活。
こんなに適当にやっていても、結果的にはー7.4kgとなった。
退院してから落ちた体重もあり、予定よりは早めの体重減。
それでも、週に1回は完全に心を解き放ち、好きなものを食べている。
おかげさまで今のところは食事によるストレスは皆無、といえよう。
少々停滞期にさしかかってもきたようだけれど、方向性が間違っているとは思えないので、それは静観。
慌てず騒がず続けていけば、また体重は減るはずだ。
デブのくせに大口たたくけれど、痩せるということがいかに容易いことなのか、私はすでに知っている。
痩せるから健康になるのではない、健康であるからこそ体は適正体重に向かうのだ。
目先の体重の増減に、一喜一憂しないゆとりこそが大切。

血糖値をコントロールする

デブがなぜ、異常なまでの空腹感に襲われるのか。
それは、血糖値の乱高下によって引き起こされる飢餓感が原因。
こいつが頭にくることに、食べれば食べるほど空腹だと感じてしまう回数が増える。
そりゃそうだよね、上がった血糖値が急激に下がるたびに起こる作用こそが、空腹感なのだから。
このデブレスパイラルを断ち切るキーワードが「砂糖」なのだ。
急激に血糖値を上げる砂糖さえ断ち切れば、糖質制限という激しいことをしなくても、血糖値はコントロールできるはず。
私が今まで得て来た経験と知識がそう語りかけて来ていたので、まず何よりも砂糖排除を目指したわけだ。

今回、そんな私には強い味方があった。
それは・・・

こいつだ、血糖値測定器。
夫は糖尿病の大先輩、病院からの指示で血糖値の記録が義務付けられている。
私は数値的には糖尿病だが、まだどこの病院でも具体的な治療を受けていない。
しかし今回のダイエットの鍵を握るのは、血糖値のコントロール。
そこでこいつを拝借することができたのはラッキーだった。
空腹時、食後2時間後、この2回の測定を時々行っていたところ、ここ数日は正常値状態を記録している。
もはや、糖尿病とは言えない、本当の正常値だ。
あと2ヶ月もこの食生活を続ければ、血液検査をしても無罪放免になることを断言する。
Hab1cの値は、過去2〜3ヶ月の血糖値の平均だということだから、おそらく夏が終わる頃には大丈夫なはず。
糖尿病は薬で治すものではない!とエラソーに夫に言い続けて来た私が、その事実を証明する日も近い(笑)
9月になったら、堂々と健康診断を受けてくるぞ!
もはや、血糖値は完全に私の支配下にある。

砂糖はどこにでもいる

私がここまで砂糖を目の敵にしていることは、ある意味奇異に思えるかもしれない。
だが、この血糖値の正常化を見れば、答えは明白だ。
砂糖以外は好きなものを食べている、という事実から目を背けてはいけない。
砂糖の毒性については、私があれこれ言うまでもなく、ちょっとググればわかること。
しかし、それを完全に排除することは、現代社会では不可能だと言っていい。
その証拠がこれ。

おそらく、多くの家で使われているであろう調味料、「塩こしょう」
よく見れば原材料に堂々と、砂糖健在。
笑えるよね、だって、塩こしょうだよ?
ネーミングにだまされてはいけない。
砂糖を使った食品を排除したら、スーパーの品物の8割が消えてしまうと言う。
それほどまでに社会に蔓延している砂糖。
私がどんなに徹底抗戦して排除を目指したとしても、その摂取量は決してゼロにはならないのだ。
だからこそ、毒。
毒以外の何物でもない。
タバコや薬物と同じように、依存性が高く、禁断症状が出る。
だから、減らせばつらいのだ。
断ち切ることでしか、その毒性から抜け出せない。
そして、抜け出せばわかる、いかに中毒になっていたかがね。
今、正常化に向かっている私の体は、砂糖を欲することがなくなってきた。
あんなに食べていたのに、この豹変ぶり(笑)

砂糖をやめたことで得られた効果

痛みの軽減

驚くべきことに、最近左脚の痛みが激減した。
ほとんど痛くない。
リハビリ入院の間でさえ、それなりに痛かった私の左脚が、今は嘘のように痛くない。
もちろん、体重が減ったことも多少あるかもしれないけれど、私の中ではこれは砂糖をやめたことによるものが大きと感じている。
根拠はない、だけど痛くないのは事実。
股関節仲間の方で、どなたか実験的に1ヶ月、チャレンジしてみてくれるとありがたい。

寝起きが良くなった

常にあった疲労感がなくなっている。
朝から重い感じがしていた体が、楽になったような気がする。

くよくよしなくなった

不思議だけど、心が落ち着きを取り戻してきた。
あれやこれや、余計な考え事をしなくなってきている。
状況が同じでも、以前のようなクヨクヨ感がなく、何事にも前むきになれる感じ。
まさか、これも砂糖のせいだったのか?

痩せた

実際、痩せた。

まとめ

Humusak / Pixabay

人生最後の壮大なダイエット計画の鍵を握る、砂糖。
百害あって、一利なし。
ここ、利尻では、葬儀のお返しに、必ず配られる白砂糖。
我が家ではもう必要としていないので、まとめて夫の実家にあげたら喜ばれたのだけど、その重量が7kg。
それほど使われているということだ。
本当におそろしい。
けれど、甘味のない料理だけでは心も荒む。
その点はご心配なく。
煮物なら、はちみつや黒砂糖を使えば安心。
無駄に精製された、真っ白なお砂糖を使わなければいけない理由など、どこにもない。
これからも私の砂糖撲滅計画は続く。
そして、9月の血液検査で、その毒性を見事に証明してみせる。

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