北国仕様の体では猛暑日がつらい

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暑い!暑い!暑い!
まだクーラーが使われていない病院内、今日の暑さは昨日を超えていた。
夕方になってもなかなか気温が下がらない猛暑日となった山梨県笛吹市。
初めて過ごすここでの夏(?)は、私にとっても未体験ゾーンだったよ。

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部屋によって大きな差が!

私の部屋は東向きの窓があり、朝日が入ってきて午前中が暑い。
カーテンを開けるのは無理、って感じだけど、窓全開ならなんとかしのげる。
かわいそうなのは反対側。
西向き窓の病室は、夕方からの西日にさらされ、本当に暑い。
病室なんてどこでも同じだ、と思っていたのは甘かったのだと思い知らされた。
この時期の西部屋は危険地帯と化す。

今のところ、暑さだけで湿度が高くないのでまだ許容範囲だけれど、これに湿度が加わったら、と思うと恐ろしい。
病院横の自販機でコーヒーを買ったら、お釣の小銭が熱くなっていた。
山梨、おそるべし。
盆地の気候の厳しさは聞いてはいたけれど、ここまでとは。
いつのまにやら北国仕様になっていた私の体では、とてもじゃないが、真夏にここにはいられない。
お風呂だって大変だ、この暑さでは温泉を満喫する気分になれない。
まあ、もちろん真夏にはクーラーが使われるだろうけれど、それにしても辛い。

北国仕様の体になっていた

こちらは笛吹市の今日のお天気。
5月にして、まさかの33℃!

かたや、こちらが今日の利尻町。
最高気温が笛吹市の最低気温に届かない。
最低気温は未だに一桁だ、なんという涼しさ。
本来ならばこんな気温で過ごしていたのだ、と思うと改めて驚く。

昆布の旗が揚がった日など、確かに暑いけれど、ここまでの過酷な暑さは存在しない。
25℃くらいで島の人たちが暑い暑いと騒ぐのを鼻で笑っていたのは、すでに過去の私になってしまった。
いつまでも北海道民という気分になれなかった私が、自分で気付かぬうちに、体はすっかり北国仕様になっていたとは。
利尻に移住する前の40年間、私はどうやって東京や横浜の夏をしのいできたのだろう?とすら思った。

島を出て、帰りたいと思ったことはない。
いつだって、脱出している時の方が楽しく過ごせていたはずだ。
だけど今回は珍しく、島に帰りたいと感じている。
入院にも飽きてきちゃったのかなあ?
私らしくない感情に驚く、猛暑日。

しばらく暑さが続きそう。
乗り切れるよう頑張らなくちゃ!

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