自分の時間を過ごす
入院最初の週末、リハビリもなく暇な中、今日は雨。
おとなしくしているに限る1日だった。
そもそも入院時には無所属を貫きたい私は、自分だけの時間が過ごせることが何よりも大切。
人間関係は観察にとどめておくのが吉、深く関わるとストレスになってくるからね。
今回はNetflixからかなりの映画やドラマをダウンロードしてきてあるので、今日あたりは「ガリレオ」など観て過ごした。
そうなるとゴロゴロと横になっている時間が長い上、ベッドの硬さもあって、腰に痛みが出てきた。
病院のベッドはどこでもマットが薄い、こればっかりはどこに入院しても苦痛に感じるよ。
あと、点滴ね。
看護師さん泣かせの私の腕は血管が出にくく、失敗されることも多々。
飲んじゃダメなの?と思うような小さな点滴だけど、針を刺す苦痛に変わりはない。
どうしても苦手なので、月曜日の回診の時には勘弁していただけるようにお願いすることにする。
洗濯をするのに、C棟に行ってみたら、空ベッドが思いのほか少ないことに驚いた。
以前はガラガラだった個室にもちらほらと名札があったし、2人部屋も3つくらいしか空いていなかったと思う。
4階だけしか見ていないけれど、それなりに混んではいるみたいだね。
でも知っている顔はほとんどいなくて、初めての入院、っていう患者さんが多いようだ。
どおりでお風呂のタイミングが難しいはずだ、と思った。
そうそう、洗濯といえば、今回驚いたのは、なんと乾燥機が設置されていたこと。
その代わりB棟にあった乾燥室は廃止になっていた。
やはり細かいところがあちこち変わっている。
ソフト面はさておき、ハード的には快適さが増したと言えよう。
食事の不満
こんなことばかり言うのも何だけど、やはり食事面の不満は大きい。
説明がなかったので名札でチェックしたら、私に提供されているのは「脂質異常食」になっている。
自分のリクエストで魚は禁止にしてもらった。
当然ダイエット用に、かなりのカロリー制限がされているのはわかるけれど、それにしてもしょぼい内容が続いている。
夫が入院していた、北楡病院の「透析食」よりみすぼらしく、塩分もカロリーも低い。
おまけに、出てくるものがほとんど「きざみ食」もどき。
なんでもかんでも細かく切られてしまうことで、味気なさが一層引き立ってしまっている。
昨日のうどんも3cm程度にカットされていたし、今日の夕食についたトマトも1cm角。
これで「よく噛んで食べなさい」とは・・・
冷めているだけでも萎えてしまうのに、このきざみ食だけはなんとかならないものか?
嚥下機能が低下しているわけではない私に、なぜこんな仕打ちが?
最近、あちこちの病院食を見てきてしまっただけに、ここの食事には本当に絶望してしまう。
手術で入院していた札幌外科記念病院では、こんなにストレスなんてなかった。
糖尿食とはいえ、随所に工夫が感じられ、結構おいしかったし、量も満足できていた。
申し訳ないけれど、ここだけがひどいのだと思わざるを得ない。
タイミング的にも、4月から健康保険での自己負担額が、1食260円から360円に改定されたばかり。
なんだか理不尽な感情が湧き上がってきてしまうのよね。
グチばかりになりそうなので、今日はこの辺で。